サロンのホームページは、
どんな検索キーワードで記事を書くべきか

水野 博文
水野 博文

サロン向けのホームページを作っていると、よく「どんなキーワードを入れるべきですか?」と相談いただきます。

サロンの扱っている技術やこだわり、地域にもよりますが、どんなポイントから検索キーワードを選定しているかコツをお伝えします。

 

まずは、想定した検索キーワードが
検索に使われているかを確認する

よくあるケースとして、「このキーワードで上位に表示したいんです」という検索キーワードありきで相談される方がいます。

特殊な技術を使っているので、その技術名で上位になりたいというご要望とか。

 

極端な例でいうと、有名なフレーズを少し変えた造語をサロンメニューにしている方もいらっしゃります。

例えば、「シンデレラの物語のように劇的に変わるエステ」を、

「プリンセスシンデレーション・コース」と名付けたとしましょう。

そして、その検索キーワードで1位をとってブランドを確立したいという思いがあるとします。

 

では、「シンデレーション」という言葉がどのくらい検索に使われているかというと、全く使われていないんです。

なので仮に、その検索キーワードで上位表示されたとしても検索からの流入はほとんど望めないはずです。

その検索キーワードに対して、例えばSEO会社に月々1万円支払っていたりすると、お金を捨てているようなものになってしまいます。

 

キーワードを想定したら、まずその言葉がどのくらい検索に使われているかをGoogleのキーワードプランナーで確認するようにしましょう。

 

以下の記事も参考にしてみてください。

サロンホームページを検索上位にするときに、必ず意識する「キーワードの作り方」

 

 

いまは、公式ホームページが入り口ではない時代

技術名や特徴で検索をした時、
自分のホームページよりも上にポータルサイトなどの「情報をまとめる系」サイトが表示されるケースが増えています。

 

例えば、

「東京で気軽に受けられるエステサロン20選」

「恵比寿で子連れOKな美容室 10選」

とか。

 

極端な話、サロン名で検索をしたとしても公式サイトよりも上にポータルサイトがきているケースもあります。

 

そうなると、たとえ自分のホームページが公式サイトだとしても、お客様が先に見るのは比較サイトや情報まとめサイトになり、そこがサロンホームページへの入り口になります。

 

Googleの検索結果に対する姿勢は一貫していて、検索ユーザーの利便性を最優先にしています。

 

つまり、あなたのサロンが取り扱っている技術名で検索をしたときに、お客様が知りたい情報があなたのサロンホームページにはない

そして、ポータルサイトの方にあると判断されているということです。

 

難しい専門的な部分に興味がある方は、以下のリンクもとても勉強になります。

 

 

周辺検索キーワードからの流入を狙う

ホームページ集客したいサロンにとって、具体的にどんな検索キーワードを狙っていくのがいいか。

そして、どんなホームページに育てていくのがいいか について、話します。

 

例えば、あなたのサロンが「ダイエット専門サロン」だったとします。

そうすると、一般的に浮かぶキーワードって 「地域名 + ダイエット」 での上位表示です。

 

ですが、「ダイエット」のような欲求・願望の強いフレーズは、ほぼ間違いなく情報まとめサイトに勝てません。

理由は2つあります。

  1. みんなが狙うワードだから、競争が激しい
  2. 営業的な内容よりも、ノウハウ的な内容の方を知りたがるので、検索順位で勝てない

 

そこで、多くのサロンさんが、ノウハウコラムを始めます。

キュレーションサイトを真似して「◯◯する5つの方法」とか。

 

それ自体は、やるかやらないかで言えば、やってみるに越したことはありません。

すでに取り組まれている方の方法が間違っているということではないのです。

 

ですが、専門ライターさんを雇って、質のいい記事を大量生産できるメディアサイトには勝てないというのも、1つの事実の側面です。

そうなると、コラムを書けば書くほど、「反応がないのに労力だけがかかる・・・」と、疲弊していく消耗戦になってしまいます。

 

「まとめサイトがダメ」ということではありません。

すでに取り組まれている方は、価値があるものなので、ぜひ育てていっていただければと思います。

 

ただ多くのサロンさんにとっては、数100件単位での高品質な記事を書かなくてはいけないまとめサイトの運営を継続するのは、ハードルが高い。

 

 

 

では、専門ライターを雇って大量に記事を書いているメディアサイトにはできなくて

あなたのサロンでしかできないことって、なんでしょうか?

 

これも、間違いなく2つありますよね。

 

1つは、実際にその技術に触れ続けているという経験。

ライターさんがいかに情報収集力が高いと言っても、現場でその技術に触れ続けているセラピストさんなどには、経験値では敵いません。

現場のセラピストさんよりも、「文章として伝えるのが上手い」というのが、ライターさんです。

伝えるのが上手いので専門知識が豊富に見えますが、間違いなく現場でお客様に対峙しているあなたの方が専門知識は上ですし、そうであるべきです。

そこは、絶対に自信を持った方がいい。

 

2つ目は、お客様の実体験の数です。

メディアサイトには、「こうすれば痩せる! 研究からわかった即実践できる5つの方法」とかが、まとめられています。

中には、専門家に執筆を依頼して書いてもらっている本格的なサイトもありますが、9割のメディアサイトは情報を切り貼りした伝聞サイトです。

 

 

ここで、少し前に書いた内容を振り返ってみると

Googleは検索ユーザーの知りたい内容が入っているサイトを上位に表示する

というポイントがありました。

 

あなたが、検索する側だったら

「こうすると、痩せるらしい」という内容が、5つ書かれた記事か

「実際に痩せた体験のすべて」という、1つの事実を掘り下げた記事か

どちらが読みたくて、どちらをシェアしたいでしょうか。

 

絶対、実体験ですよね。

 

実体験の素晴らしさは、

  • 具体的なノウハウが盛り込みやすい
  • 実際の体験なのでストーリーがある

という点です。

 

まとめサイトにある「こうらしい」という情報よりも

あなたのホームページにある「実際にこうだった」という情報の方が、価値が高い。

 

そうなれば、Googleの検索原則から考えれば、間違いなくあなたのホームページに勝機があります。

 

最初は、関連検索キーワードでのアクセスしか増えないかもしれませんが、それが回り回って「このホームページには価値がある」と、評価をされ始めたら

もともと狙っていた検索キーワードでの上位表示も狙うことができるように、ホームページが育っていきます

 

 

関連検索キーワードを利用するからには、導線を意識する

あなたのサロン名や技術名を、ダイレクトに検索したユーザーと

◯◯の体験や、方法 などの、あなたのサロンの関連キーワードで検索したユーザーとでは、

求めているものに決定的な差があります。

 

それは、関連キーワードで検索をしたユーザーは、あなたのサロンを求めていないということです。

それは、Googleのアクセス解析の直帰率に顕著に現れ始めます。

 

情報を求めている人は、情報を得たらさっさと離れてしまいます。

なので、関連キーワードでの検索を利用するからには、その記事からちゃんと目的に誘導できる導線が必須です。

 

ここで注意が必要です。

 

多くの場合、ノウハウ記事や体験記の末尾に

「この記事に書かれたメニューは、こちらから受けられます」と、導線を貼りますが、それだけでは意味がありません。

 

スーパーの試食販売で美味しいウインナーを食べて、食べ終わったツマヨウジをゴミ箱に捨てた後に

「美味しかったですか? このウインナーはこの商品で・・」と言われたら、「どうも〜」と言ってその場を離れますよね。

 

食べている途中で話をするから、効果的なのです。

記事も同じで、読んでいる途中に導線を織り交ぜるから、効果的です。

 

もちろん、末尾にも情報があってもいいのですが、末尾の情報は「営業」と捉えられやすい場所です。

せっかくの素敵なストーリーがあったのに、最後にそのフレーズを言われるだけで、ガッカリということって、ありますよね。

 

雨の中、子どもを抱きかかえて信号待ちをしていたら

素敵な紳士がスッと傘をさしてくれて、信号の向こうの雨宿りができるコンビニまで送ってくれたとします。

あなたは感動して、「わざわざ親切に、ありがとうございました」と頭を下げます。

 

すると、紳士はもう1本折りたたみ傘を出して、こう言います。

「いえいえ、実は僕、傘のメーカーで働いているんです。この傘って、こんなシーンでもスッと取り出せて便利なんですよ」

と話し始めたら、感謝はしてるけれど、ナニカチガウと思いますよね。

 

でも、傘をさして信号を渡っている途中で、こう言われたらどうでしょうか。

「お役に立てて良かったです。

実は僕、傘のメーカーの社員なんですが、傘がこんな風に役立てるのって、なんか嬉しいんですよね」

 

もしかしたらあなたは、お礼を言いながら、

「どこの傘メーカーなんだろう。今度百貨店で見かけたら手にとってみようかな」と、思うかもしれません。

 

伝えたい目的があるなら、記事の途中で織り込むのが鉄則です。

 

 

まとめ

サロンのホームページは、どんな検索キーワードで記事を書くべきか」ですが、以下の3つのポイントでお話をしました。

 

  1. まずは、狙うワードは検索に使われているキーワードかどうかを調べる
  2. サロン名や技術名以外に、関連キーワードでの流入を狙う
  3. 関連キーワードでアクセスしたユーザーには、文章の途中で誘導を入れる